育児ストレスの要因

育児ストレスを引き起こす要因は専業主婦と就業主婦では大きく違います。専業主婦は、家では夫が不在であることが多く1人で子どもと向き合わねばならず、加えて家事をする必要もありますから、息抜きができません。子どもが学校に入れば自由な時間が少しできて、外出して友人と過ごすことも可能にはなりますが、学校に行くまではほぼつきっきりで子どもの面倒に追われることが多いでしょう。

夫は外で働くことで家族を養わねばなりませんので、妻には家をしっかり守ってもらい、子育てに専念して欲しいと願い、おそらく周囲の目もそのように思っているでしょう。しかし、夫は仕事中に休憩があり、仕事終わりに飲みに行くなどの気分転換ができる一方で、妻にはそれが叶いません。また育児について、近隣の子どもと自分の子どもを比べてしまったり、不安に感じて育児に関する情報を手当たり次第調べた結果、かえって不安な気持ちを助長させてしまうケースも少なくありません。「自分の育児が間違っていないか」という漠然とした不安は、育児ストレスの一因となります。

次に就業主婦ですが、専業主婦に比べ外出時間もあり、また共働きということで夫から育児の分担の協力を得られやすいことも相まって、息抜きができていいのではと思われがちですが、先述している通りに「母親は家にいて育児をすることが仕事」「子どもの傍にいてあげないのは可哀想」などといった周囲の目を気にしたり、職場ではフルタイムで働くことができないために、それが周囲に気を遣わせたり負担をかけたりすることで、ストレスとなってしまうケースがあります。